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  • 西サハラ友の会通信 No. 29

    2022年11月分のニュースをお届けします。スペインに続き、ドイツ、ベルギーもモロッコの西サハラ自治案支持に切り替わってきています。ただ、スペイン国内では政府の西サハラに関する「裏切り」とも言える政策転換に異を唱え、モロッコのあり方を問題視する論調が強くなっているようです。

  • 西サハラに続く道を走る サハラーウィ難民キャンプで国際マラソン大会

    アルジェリア西端の町チンドゥーフ郊外に、西サハラ住民が暮らすサハラーウィ難民キャンプがある。2023年2月28日、この難民キャンプで第23回サハラマラソンが開催された。(岩崎有一・アジアプレス)

  • アフリカ最後の植民地 西サハラ取材報告 サハラマラソンと難民キャンプの現状

    アルジェリアのチンドゥーフには、モロッコの空爆を逃れて難民となった西サハラ住民のサハラーウィが暮らす難民キャンプがあります。砂漠の中の砂漠と呼ばれる過酷な土地で、サハラーウィが政治難民としての生活を余儀なくされはじめてから47年が経ちました。この間、モロッコは西サハラへの植民を続け、西サハラ占領の既成事実化を進めています。

  • 西サハラ友の会通信 No. 28

    今回、紛争解決に向けての大きなニュースはありませんが、動向を左右する出来事がいくつかあります。カナリア諸島と西サハラの沖合の海底で、電気自動車生産に欠かせない希少金属が発見され、莫大な富をもたらしそうです。モロッコは自分のものだと主張し始めました。MINURSOのマンデート延長安保理決議は、とくにぱっとするものではないですが、人権高等弁務官事務所との協力要請が盛り込まれたことは一歩前進であろうと思います。本来はMINURSOに人権監視機能を付加せよというのが要求ではありましたが。

  • 板垣雄三さん「西サハラの世界史的位置を考える−トランプの置土産を眺めつつ」講演録まとまる

    2021年3月6日にオンラインセミナーでお話しいただいた東京大学名誉教授の板垣雄三さんの講演録がまとまり、主催者を構成していた科研基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間の『祖国』の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」のウェブサイトにアップされました。ダウンロードして読むことができます。題目通りスケールの大きな講演であり、西サハラ問題をアフリカや中東がその中に置かれてきた世界史の流れの中で論じ、世界の変革に向けて日本の私たちは西サハラとどう関わっていけばいいのかを語っておられます。

  • 西サハラ友の会通信 No. 27

    スペインがモロッコの自治案支持に方針転換したことの余波が続いています。スペインとモロッコは関係を修復し、それはスペインに経済的利益をもたらしているようです。逆にアルジェリアとの関係は悪化の一途を辿っています。アルジェリアは豊富な天然ガスを武器にスペイン以外の欧州諸国との関係を深めており、モロッコはそれを快く思っていません。西サハラを支持するのかしないのかで、ペルーやケニヤが揺れ動きました。そんな中、アフリカ人権裁判所の判決は、西サハラの自決権を確認し、その民族解放闘争をアフリカ諸国は支援する責務があるとし、原則を示しました。

  • 西サハラのTICAD8参加について 〜アフリカ連合(AU)の全加盟国参加原則と日本の対応

    2022年9月26日西サハラ友の会 はじめに TICAD8(第8…

  • 西サハラ友の会通信 No. 26

     日本にとって8月の話題はなんといってもTICAD8(第8回アフ…

  • 西サハラ友の会通信 No. 25

     7月のニュースを整理したものをお送りします。モロッコの攻勢とア…

  • 西サハラ友の会通信 No. 24

       4月末頃にNo. 23をお送りしましたので、3ヶ…