西サハラ友の会発行『西サハラの奪われたタコ:モロッコ占領下の水産業と日本の食卓』2025年1月刊
ほぼ1年かけて制作したブックレット『西サハラの奪われたタコ:モロッコ占領下の水産業と日本の食卓』(西サハラ友の会発行・2025年1月、本文60ページ)が完成しました!当会事務局までお申し込み下さい。
西サハラ友の会は、西サハラの人びとが平和のうちに暮らし、自分たちの国の未来を自分たちで決めることができるよう、日本を含む国際社会が協力して問題の解決にあたることを呼びかける市民の団体です。2019年6月に設立されました。
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今回の注目ニュースはマクロン大統領のモロッコ国王宛書簡(7月30日)の余波が続いたことです。書簡は、モロッコの西サハラへの主権を認めるという内容で、国王の戴冠25周年記念に合わせて送られたものでした。低迷していた仏モロッコ関係を
いま世界中でタコの人気が高まり、多くを海外からの輸入に頼る日本が“買い負ける”事態も起きています。さらに、不正な漁業や海の貧栄養化など、見過ごせない課題が、まるでタコ足のように複雑に絡まっています。
タコや漁業の現場を知るゲストをお迎えし、私たちの食卓と世界のつながりについて考えます。
6年前の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)でサハラ・アラブ民主共和国(SADR)の代表団(以下、西サハラ代表団)が初来日したが、会議場で発言の機会は与えられなかった。今年開催のTICAD9では、日本の圧力によって会議場以外での発言機会も許されない格好となった。西サハラ代表団の声と、日本の対西サハラ外交の姿勢、忖度の背景をまとめた。
2023年冬、ある懇談会の場で、私は初対面の参加者たちとの会話を楽しんでいた。近年は西サハラ関連の取材を続けてきたと話すと、「そういえば、西サハラの人が来日できなくなったと聞きましたよ。ビザが出なかったって」と言われた。単なる噂話ではない。事実だ。