西サハラ・抵抗のかたちーAction & Music

西サハラ友の会
無料オンラインセミナー(ZOOM)

西サハラ・抵抗のかたちーAction & Music
7月11日(土)15:00-17:00

西サハラ友の会では、設立1周年のイベントとして、ZOOMによるオンライン・セミナーを開催します。西サハラの基本的な解説に加え、【特集】で文化的な抵抗の表現に焦点をあてます。どなたでもご参加いただけます。参加には事前登録が必要です。以下の申込みサイトから、お申し込み下さい。

申込みサイト(メールアドレス、名前、所属又は居住地、電話番号が必須です)
https://forms.gle/JsyGfYTzgagQt8eL6

締め切りは7月8日深夜。定員100名。登録された方に、7月9日(予定)にZOOM参加のURLとパスワードをメールでお送りします。

申込みサイトから申込みができない場合は、西サハラ友の会(info@fwsjp.org)にメールでお申し込み下さい。メールアドレス、名前(ふりがな)、所属又は居住地、電話番号が必須です。

         ★プログラム★

15:00    開会
15:05-15:20 西サハラ:民族、歴史、紛争[岩崎有一]
15:20-15:40 Bike 4 Western Sahara:世界4万kmの自転車ツアー!
      スウェーデン・米国の企画者が直接アピール
15:40-16:30 【特集】サハラーウィの抵抗のかたち
      1. 砂漠の映画祭:難民キャンプに集合![新郷啓子]
      2. 若者たちのAction:分離壁と地雷に叫ぶ![稲場雅紀]
      3. グデイム・イジーク(抗議キャンプと弾圧)を歌う[松野明久]
      4. コメント[岡真理]
      ●チャットによる質疑応答
16:30-16:50 西サハラの音楽演奏(難民キャンプから参加)
      歌手:Tacha Brahim(タシャ・ブラーヒーム)
      太鼓:Tarba Bueibu(タルバ・ブエイブー)
      弦楽器:Mahfud Azman(マハフード・ウスマーン)
      ●1曲目 西サハラ友の会のために作られた歌
          作詞・詩人 Zaim Alal(ザイーム・アラール)
      ●2曲目 サハラーウィ伝統曲
16:50    閉会

【西サハラとは】
 西サハラはアフリカ最後の植民地です。かつてはスペインの植民地でしたが、1975年、独立過程で隣のモロッコに侵略され、以来45年間その占領下にあります。自由と独立を求める西サハラの人々(サハラーウィ)は占領地で、難民キャンプ(アルジェリア)で、そして海外で闘いを続けてきました。国連安保理は1991年に住民投票の実施を決定し、現地に国連派遣団を展開しています。しかし、モロッコやその後ろ盾となっているフランス等の妨害によって住民投票は実現していません。西サハラはサハラ・アラブ民主共和国の樹立を宣言し、アフリカ連合の正式加盟国となりました。日本を含む国際社会はモロッコによる併合を認めていません。国連事務総長が仲介するモロッコとポリサリオ戦線(西サハラの独立運動組織)の交渉はなかなか進みません。一方、占領地では激しい人権侵害、弾圧が続いています。また、西サハラはリン鉱石や水産資源が豊かで、占領下の資源収奪が国際問題となっています。

【西サハラと新型コロナウィルス問題】
 ジョンズ・ホプキンス大学によると、西サハラでの感染確認者は9人、死者は1名となっています(6月8日)。世界保健機構(WHO)によると、西サハラを「自国の領土」と主張するモロッコにおいて感染確認者8,224人、死者208人となっています(6月8日)。感染爆発は起きていませんが、3密の最たる場所である刑務所が問題で、多くの囚人が新型コロナ対策として釈放されたのに対して、西サハラの政治囚は釈放されませんでした。西サハラの政治囚は、刑務所では拷問され、適切な医療措置を受けさせてもらえず、劣悪な環境におかれています。

【西サハラ友の会について】
 西サハラの問題は日本と無関係ではないという思いから、2019年6月に発足した市民の団体です。研究者やNGO職員、ジャーナリスト等が参加しています。西サハラに平和をもたらされることを願い、世界中の人々と声を合わせながら、西サハラの友の輪を広げていくことを目的としています。ホームページ:https://fwsjp.org/

問い合わせ先: 西サハラ友の会 info@fwsjp.org