公花展 「. . . 呼吸」
サハラーウィの女性がまとうメラフファを使った芸術作品の展示が、1月16日より名古屋で開催されています。
公花展 「. . . 呼吸」
呼吸を記憶するように日々私はメルファを縫い綴る。
アフリカ最後の植民地『西サハラ』の難民キャンプにて、2014年のプロジェクト『色鮮やかなる壁の華麗なる反抗』の活動から6年。これらの作品たちは『メルファ』と呼ばれる西サハラ女性の民族衣装の切れ端を、彼女一人一人から好意で譲り受け、公花へ手渡された布たちから作られたコラージュ作品が縫い綴られた日々の記憶です。
2020年1月16日(木)から26日(日) 12:00ー18:00 木・金・土・日のみ開廊[月・火・水曜日休廊]
レセプション1月18日(土)15:00〜
ハートフィールドギャラリー
名古屋市中区栄5-4-33 えいわビル1F Tel: 052-251-5007
www.heartfieldgallery.com
公花氏プロフィール
岐阜生まれ スペイン在住 活動拠点: スペイン・西サハラ・日本
愛知県立芸術大学美術学部日本画学科卒業後、京都にて絵画・書籍分野における国宝、重要文化財等の保存修復に携わる。
2010年アイルランド文化等を学ぶためアイルランドに滞在。
その後、アフリカ最後の植民地「西サハラ」独立のため、アートによって世界に西サハラの現状を発信しようというスペインの国際人権芸術活動団体主催の「ARTifariti」に参加。
アルジェリア・ティンドゥフにある西サハラ難民キャンプにて、毎年行われるインターナショナル・アートフェスティバルです。
壁がない芸術の力は、覆い隠された西サハラ人という人々の日々の暮らしを世界中へ平等に発信することがで切るのです。そしてそれは、人と人、国と国を紡ぐことができるという概念のもと、「アフリカ最後の植民地、西サハラ」は、各国から選出されたアーティスト達によって滞在制作が行われ毎年世界へ様々な声で発信されています。
公花はそのご縁と繋がりを基に、西サハラの人々と様々なプロジェクトを展開。現在は『メルファ』と呼ばれる西サハラ女性の民族衣装の切れ端を、彼女達一人一人から好意で譲り受けた布達から制作したコラージュ作品を現在発信中です。
個展:
2019年「XX」Wizytująca Gallery ワルシャワ、
「Ella」Zunino Gallery セビリア、
「星が歩く」Gallery napa 四日市、
「炎立つ庭」Heart Field Gallery 名古屋、
2018年「糸をトル」Neilson Gallery グラッサレマ、
2017年「愛の甘いお茶」Heart Field Gallery 名古屋
グループ展:
2019年「AFROTÓPICOS」Gallery Núcleo de Arte マプト、
2017年Melfas MACSUR美術館 ブエノスアイレス
アートフェスティバル:
2011〜2016年ARTifariti に参加 アルジェリア、ティンドゥフ、西サハラ難民キャンプにて滞在制作