新刊のご案内『抵抗の轍 アフリカ最後の植民地、西サハラ』

抵抗の轍
アフリカ最後の植民地、
西サハラ

新郷啓子著
インパクト出版会



人間は人間である限り、自由を求め、尊厳を求め、正義を求め、闘い続ける。
それは、人間であることの証だ。
人間の歴史とは、自由と尊厳を求める人々の戦いの歴史にほかならない。
南アフリカ然り、パレスチナ然り、そして西サハラ然りだ。
西サハラ問題を誰よりも熟知する著者が綴る、サハラーウィの不屈の抵抗の軌跡。

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目次

第一章 西サハラ紛争の背景–スペインによる植民地化からモロッコによる占領まで
第二章 戦火の十六年と裏切られた和平
第三章 モロッコの占領政策
第四章 占領支配下の西サハラ–クデイム・イジーク抗議テント村
第五章 奪われ続ける天然資源
第六章 壊された砦と築かれた砦-占領下で抵抗を続ける人々
第七章 期待と失望の四十余年
終章  あるサハラーウィの半生