ナアマ・アスファーリーさんとその仲間たちの即時解放を求めます
西サハラの人権活動家、ナアマ・アスファーリーさんはモロッコのケニトラ刑務所で去る6月8日、収監環境の改善と基本的人権の尊重を求めて無期限の「尊厳のハンスト」に入りました。現在、アスファーリーさんの健康状態は危険なレベルに及んでいます。
2010年10月、モロッコに占領された西サハラで、2万人を数える人々が首都エルアイウンの郊外グデイム・イジークに七千基のテントを張りました。1975年から続くモロッコの占領支配に対して、抑圧されたサハラーウィたちが正当な権利を要求したのです。平和的手段で遂行された抗議運動は一ヵ月続きましたが、モロッコ当局の武力介入によってテントは解体され、大勢の逮捕者が出ました。裁判なしの拘束を二年以上経た後、23名のサハラーウィたちが軍事法廷にかけられて終身刑から4年の禁固刑を言い渡されます。現在も19人が劣悪な環境で収監されており、その一人が禁錮30年の刑にあるアスファーリーさんです。妻のクロード・マンジャンさん(フランス人)は2019年以来モロッコへの入国を禁止され、夫を訪問することができなくなっています。
国連の拷問禁止委員会はこのグデイム・イジーク・グループの内9人について、拷問による自白を強制させられたと認めていますし、数々の国際人権組織がモロッコの措置を恣意的拘禁として非難しています。
半世紀以上続く西サハラの占領に抗うサハラーウィたちがこの不当な拘禁から解放されるよう、わたしたち西サハラ友の会は支援を続けます。
「尊厳のハンスト」で命を削るアスファーリーさんの即時解放を求めます。
西サハラ友の会